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【2018本屋大賞】辻村深月のおすすめ小説17作品を紹介!

みなさん、最近本は読んでますか。今回は私が大好きな作家さんの紹介です。「かがみの孤城」で2018年の本屋大賞を受賞した辻村深月さん。山梨県出身で、2004年にデビューしてから数々の傑作をこの世に生み出し続けています。彼女の作品はときに感動的でときに暗いものを感じさせる。人間が持つ影と光を見事に描写していて、一度彼女の魅力を知ってしまったら簡単には抜け出せません。 

このページでは名作だらけの辻村深月さんの作品の中でも、特におすすめのものをご紹介していきます!

1.スロウハイツの神様

個人的には最初の辻村作品はこれがいいと思う。

素敵な素敵なお話です。

中盤から後半に向けての展開が見事の一言!ページをめくる手が止まらなくなった思い出があります。

読後の充実感も存分に味わえる、とにかく読んで見てほしい一冊です。

2.冷たい校舎の時は止まる

辻村先生のデビュー作です。

高校を舞台にした長編ミステリー。

学校に閉じ込められた生徒達。不可解な謎。

8人の生徒達のキャラクターと心情が細かく描写されていて、どんどん惹き込まれていきます。

これを大学生のときに書き上げたとは恐ろしや。

ただ、かなりの長編なため辻村作品に慣れていないとキツく感じるかもしれません。

「四月は君の嘘」で有名な新川直司さんのデビュー作として漫画化もされています。

3.ツナグ

映画化もされ、とても有名な作品です。

私が一番最初に読んだ辻村深月作品。

一生に一度だけ死んだ人に会わせてくれるツナグ。

死者に会うためにツナグに依頼に来る人々のお話です。

設定からファンタジー色を強く感じますが、めちゃくちゃ泣きました。

連作短編のような形式ですが、

その中の一つ「待ち人の心得」は思い出しただけで目が潤んできます。

自分が一度だけ死者に会えるとしたら、誰に会うだろうか。そして、どんなことを話すだろうか。

そんなことをついつい考えてしまいます。

4.家族シアター

家族を題材にした短編集です。

様々な家族の絆を感じる。読んでいて気持ちの良い作品です。

それぞれの家族にはそれぞれのあり方があって、そこに他人からとやかく言われる筋合いはないんですよね。

家族ってやっぱり特別なものだなと改めて思いました。

普段ベタベタしているわけではないけれど、でもたまらなく愛おしい存在。

恥ずかしくて絶対にそんなことは言えないですけどね。なんか不思議な関係ですよね、家族って。

優しくて、ちょっぴり泣けてしまう話もあります。おすすめです。

5.本日は大安なり

 結婚式のお話です。大安の日に挙式をする四組の夫婦の物語。

非常に読みやすく、とても幸せな気持ちになります。

すっきりとした読後感にさせてくれるハッピーな辻村作品です。

辻村さんは本当に登場人物の個性やキャラクターを上手に描くんですよね。

ウェディングプランナーって大変だなあと思いながら読んでました。

6.凍りのくじら

主人公の女子校生である理帆子は少し達観した目で世間を見ています。

そんな理帆子の視点で物語は進んでいきます。

第三者的な視点からしか物事を見ることが出来ない理帆子に感情移入してしまうことが度々ありました。

辻村ワールド全開のお話です。多分、好みがはっきりと分かれるんじゃないでしょうか。

辻村深月を最初に読むならこれ、というようにオススメされることが多い作品です。

ドラえもんのエピソードを数多く扱っているので、ドラえもんが好きな人も楽しめると思います。

7.ぼくのメジャースプーン

辻村先生自身が自信作と語る作品。

主人公の男の子が好意を寄せている女の子のために奮闘します。

幼いからこその純粋な気持ちに心を打たれまくること間違いなし。

とにかくいろいろなことを考えさせられる名作。

一度読み出したら先が気になって、気になってしょうがなくなるので注意です。

8.オーダーメイド殺人クラブ

思春期の中学生の心の中をリアルに描写している作品。

中二病という言葉が生まれるくらい、この時期の子ども達の心情って難しい。

生々しく全体的に暗いので、苦手な人も多いかもしれないです。でも、ぜひとも最後まで読んでほしい。

思春期特有の危なっかしさや不安定さゆえの行動を取ってしまう子たち。

そこにはどんな結末が待っているんでしょうか。最後までハラハラしながら読んでいました。

9.名前探しの放課後

とにかく面白い青春ミステリー!

涙、涙、涙の一冊。

驚きのどんでん返しに鳥肌立ちまくりました。

詳しくは言えませんが、ぼくのメジャースプーンの後に読んでください。

それ以上は言いませんので、とにかく読んでみてください。

そして感想を教えてください。一緒に語り合いましょう。

10.かがみの孤城

2018年の本屋大賞受賞作。ファンタジー要素が強めな設定。

もう最高に面白いです!ワクワクしながらも様々なことを考えさせてくれる。

伏線をしっかりと回収しながらの心地よいラストに感動します。

現実とファンタジーの組み合わせ方が絶妙で、読んでいるうちに物語の世界に入ったかのような感覚に陥ります。

本を読んでいるという行為に夢中になりました。気がつけば読み終わっていた、というくらい読み進めるのが止まらなくなったのは久しぶりでした。

とにかく面白いので、いろいろな方に手にとってほしいです。

11.朝が来る

家族について考えさせられる社会派作品。特別養子縁組が行われた家族のお話です。

辻村さんは社会が抱えている問題を一つの作品の中に随所に盛り込んできます。

そして読者に考えることを促します。正解や模範解答なんてないんだけれども、考えることが一番大切なんだと思います。

そこに絆や愛情があれば血のつながりなんて大した問題じゃないな、なんて感じました。

重い題材ですが、とても好きな作品です。多くの方に読んでほしいです。

12.太陽の坐る場所

ところどころ女性の嫌な部分を描いてくる辻村深月の真骨頂ここにあり。

人が心の中に持つ暗く湿った感情。登場人物達がそれぞれの思いを胸に駆け引きをする。

複雑な人間関係が繰り広げる展開にドキドキしながら読み耽りました。

これはミステリーというのか、なんなのか。

ちなみに2014年に水川あさみさん主演で映画化もされています。

13.ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

複雑な人間ドラマを描きながらもミステリーの要素を取り入れている作品。

人間が持っている禍々しい闇を非日常的な事件を通して描いています。

女性ならではの視点というか、これは男には描けないだろうなと思う。

女性同士の生々しい関係性を表現しきっていて、見事。

タイトルに惹かれてつい手に取ってしまった記憶があります。

ドロドロとした人間ドラマが好きな方はぜひ。

14.ハケンアニメ!

アニメ業界で働く人々に焦点を当てた作品。

最初は派遣のことかと思っていたら覇権でした。

アニメ製作について詳細に描かれているので、アニメ好きな人はかなり楽しめるのではないでしょうか。

登場人物が本当に魅力的です。一生懸命に本気で仕事をしている人たちってキラキラと輝いていてかっこいいなと思います。

自分もこれくらい情熱を持ってひとつの物事に取り組んでいきたいなと憧れを感じました。

15.東京會舘とわたし

東京會舘で働く人々を描いたお話。

東京會舘のことを詳しく知らなかったのですが、とても素敵な物語で感動しました。

大正時代からの東京會舘の歴史が綴られています。

ひとつの建物に携わる人たちとそこで起こった数々の出来事。優しくて、素晴らしいお話ばかりでした。

辻村深月の引き出しの多さを感じる一冊となっています。

16.V.T.R.

「スロウハイツの神様」の登場人物「チヨダ・コーキ」のデビュー作という一風変わった設定の本作。作中作というのでしょうか。

スロウハイツの神様を知らなくても一つの作品として十分楽しめる面白さです。

SFチックで不思議な世界観と独特の語り口が絶妙にマッチしていて、謎めいた雰囲気満載の一冊になっています。

ラストのどんでん返しも衝撃。辻村さんの細部にまでこだわった本気と遊び心を感じます。

17.光待つ場所へ 

短編集。他の作品の人物がたくさん登場します。

そのため、いくつか辻村作品を読んでからの方が楽しめるでしょう。

人が抱えがちな複雑な感情の描写が非常に巧みです。人間って本当に面倒くさいですよね。素直じゃないというか。

青春を感じることができる素敵なお話が詰まっています。自分が学生時代のときを、ふと思い出してしまうようなそんな作品です。

最後に

いかがだったでしょうか。

辻村深月先生の作品には度々、他の作品の登場人物が出てきます。

そういった作品同士のリンクした関係なども楽しみの一つです。

どの作品も面白いものばかりですので、気になったものから読んでみてください!

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