コイブログ!

本やマンガの紹介がメインです。

感動で心が揺さぶられる小説20作品を紹介

このページでは心を揺さぶられる小説を紹介していきます。

漫画版の記事はこちら

www.koichan100.com

とんび(重松清)

人の涙腺を刺激する達人である重松清先生の一冊です。不器用で強い家族愛、絆に

やられてしまいます。上手く言葉にすることが難しいのですがとにかく泣いてしまいます。父親のヤスさんは本当に不器用です。しかしその不器用さ、真っ直ぐさが胸を熱くします。捻くれものの私でもこの真っ直ぐな愛には純粋に感動するしかありませんでした。

その日のまえに(重松清)

連続で重松清作品で申し訳ありません。重松先生は本当に凄いんですよ。表現しにくい感情を物語の中に落とし込んでくれる。その日のまえには「死」をテーマにした短編集です。「死」をテーマにしているなんてお涙頂戴が見え見えで逆に泣けないとか思っていましたが、全くそんなことありませんでした。ほぼ全話泣いてしまいました。完全敗北です。おそらく私がいままで読んだ本の中で一番泣いたのがこの作品です。

明日の記憶(荻原浩)

若年性アルツハイマーにかかった50歳の主人公。重い病気を題材に扱っていて、病気を信じたくない、現実に抗いたい主人公の心理描写が的確で読んでいて心苦しいです。表面的な感動だけ掬い取っているのではなく、病気の辛さや苦悩を真っ向から描写しています。綺麗で素晴らしい一冊です。

永遠の0(百田尚樹)

映画も大ヒットした超有名作品。私がわざわざ紹介する必要も無いと思いますが、知らない方もいるかと思うので紹介させていただきます。第二次世界大戦のリアル。戦争の残酷さ、特攻という惨い死に方を迫られた軍人達の胸中が描かれています。特攻や戦争は断じて美しいものではない、繰り返してはならないものだと強く考えさせられます。

カラフル(森絵都)

児童文学の名手である森絵都先生の代表作。もちろん大人が読んでも面白い作品です。ファンタジーな世界観の中で大切なメッセージを丁寧に丁寧に教えてくれます。綺麗なことも汚いこともある世界で時には目を背けながら、時にはしっかりと向き合いながら生きていかなければならないのですね。

サラバ!(西加奈子)

なんといえばいいのか、とにかく凄かった。ひとつの家族のお話です。体裁を気にしてばかりいるちっぽけな自分を見ているような気持になりました。自分の生き方は果たして誇れるものなのか。そもそも人生など他人に誇る必要など無いのか。いろいろと考えさせられ、揺さぶられた作品です。

くちびるに歌を(中田永一)

長崎の五島列島の中学生が合唱コンクールに挑戦します。若さが輝いていて眩しす ぎる青春の物語です。なんなんだろう、この清らかさ爽やかさは。登場人物たちが 抱えている家庭事情の背景やキャラクターをしっかりと描いているからこそ、そこ に心を動かされます。ただキラキラとしているだけでなく、読者の心を揺さぶってくる秀逸な作品です。

旅猫リポート(有川浩)

猫のナナと飼い主の青年サトルの友情物語。あからさまにお涙頂戴を狙ってきているのが分かっているのにも関わらず涙が頬を伝ってしまいました。優しくて温かいお話です。猫好きの方はぜひ。

夏の庭(湯本香樹実)

人間はいつか必ず死ぬ。そんな当たり前だけれど忘れがちなことを再認識させてくれる一冊。正直、序盤から物語の展開は読めるけれど、それでも胸が熱くなる素晴らしい作品です。

青い鳥(重松清)

吃音の先生が登場する連作短編集。重松清の凄さをこれでもかと感じる作品です。どうしてこれほどまでに思春期特有のなんともいえない不安な感情を表現することが出来るのか。重松作品のいいところは安易な解決はしないところだと思います。現実世界でも問題が100%すっきり解決することなんてほとんどありませんからね。皆、多少なりとも傷やしこりを抱えながら生きているのだと思います。

世界から猫が消えたなら(川村元気)

 号泣するような類の話ではないのですが、心が静かに揺れ動くのを感じる作品です。ファンタジーな設定なのだけれど、どこか現実味を感じるような世界観。自分が大切にしているものは何かを今一度じっくり考え直したくなります。

秘密(東野圭吾)

主人公の娘と奥さんが入れ替わってしまう物語。ただの入れ替わりものではなく、 そこから生まれるリアリティのある人間ドラマの描き方が素晴らしい。そしてラス トでタイトルの意味に気づかされたときには思わず涙をこぼしてしまいました。東野圭吾はミステリーだけではなく、こういったものも書けるのかと感心した作品で す。

ツナグ(辻村深月)

たった一度だけ死者と会わせてくれる「ツナグ」。どうしても死者に会いたい事情を抱えツナグを尋ねてくる人たちの物語です。連作短編集ですが、なかでも「待ち人の心得」は何度読んでも泣いてしまいます。辻村深月がこんな設定で書いたら泣くに決まってるじゃないですか。

西の魔女が死んだ(梨木香歩)

不登校気味の少女まいと魔女ことおばあちゃんの一夏の物語。おばあちゃんの優しくて強い言葉に救われたのはまいだけではないはず。弱っているときにおばあちゃんとまいに会いたくなり、何度も開いてしまう一冊です。温かく、大切な言葉が散りばめられている名作。

出口のない海(横山秀夫)

人間魚雷「回天」を題材にした戦争小説。確実に死ぬことを知ったまま日々を過ごさなければならない若者たちは何を考えていたのか。どれだけ苦しみ葛藤したのか、戦争を知らない私が想像しただけで胸が苦しくなる。現実はもっと凄惨なものだったことでしょう。二度と戦争が起こらないようにしなければいけないと強く感じる作品です。

FINE DAYS(本多孝好)

SF要素を取り入れた少し変わった恋愛が詰まった短編集。不思議な雰囲気に少しずつ引き込まれていき、切ない気持ちにさせられます。つかみどころがないけれど、どこか心に残る作品ばかりです。

海賊とよばれた男(百田尚樹)

とにかく主人公の国岡鐡造がかっこよすぎる。最初から最後までずっとかっこいい。史実がどうとか、そんなことがどうでもよくなるくらい熱い。ここまで熱中できる小説はあまりないです。色々と言われているけれど、やはり百田尚樹はすごい作家。

つばさものがたり(雫井侑介)

悲しいけれど優しい。切ないけれど心温まる。色々な感情が入り混じるファンタジー作品です。荒んだ心を浄化してくれるような綺麗な物語に素直に感動します。

我が家の問題(奥田英朗)

ユーモアを得意とする奥田英朗ですが、人を感動させる力もまた凄い。とても小さな家族の話をこれほどまでに読ませる短編集に仕立て上げることができるのか。特に「夫とUFO」と「妻とマラソン」はなんてことない話のはずなのに、胸に熱いものがこみ上げてきます。

一瞬の風になれ(佐藤多佳子)

やっぱり若者が一生懸命スポーツに打ち込む姿というのはいいですね。爽やかで熱量たっぷり。自分も頑張らなくてはと奮い立つ一冊。

【スポンサーリンク】