コイブログ!

本やマンガの紹介がメインです。

本屋大賞のおすすめ作品10選を紹介する

全国の書店員がその年ごとにイチオシの売りたい本を選出するという本好きにとってはたまらないイベントである本屋大賞。
書店員の投票によって決まっているというだけあって大賞作品はもちろんのこと、10位以内の作品も面白い作品ばかりです。
しかし毎年10作品が選出されているため、普段あまり本を読まないという方にはどの作品から読めばいいかわからないという方もいるのではないかと思います。
そこで今回は過去の本屋大賞作品の中から特におすすめの作品たちを紹介していきたいと思います。ぜひ本選びの参考にしてみてください。

昨夜のカレー、明日のパン(木皿泉)

2014年本屋大賞2位。
淡々と、そしてほのぼのとした独特な世界観に癒されます。
どこが面白いのか、具体的に言葉にするのは難しいのだけれど、どこかクセになる作品です。全体的にのんびりとしていて実生活の嫌なことを忘れさせてくれます。

蜜蜂と遠雷(恩田陸)

2017年本屋大賞受賞作品。
紙から音が聞こえてくるかのような圧倒的な表現力を宿している傑作。
文字だけで音楽をこれほどまでに立体的に表すことが出来るのかと感動しました。文章の気持ちよさにグイグイと引き込まれていき、読み終わってしまうのが悲しかったです。

風が強く吹いている(三浦しをん)

2007年本屋大賞3位。
若くて熱いエネルギーがあふれ出ている青春小説。やっぱりひとつのことに本気で一生懸命に取り組むのってかっこいいなと思いましたね。
個性豊かなキャラクター達の群像劇を読んでいるのが楽しく、後半はずっとキラキラと輝く登場人物たちに心を揺さぶられました。

アイネクライネナハトムジーク(伊坂幸太郎)

2015年本屋大賞9位。
伊坂は「ゴールデンスランバー」で大賞を獲っているのだけれど個人的にはこちらの方が好み。伊坂の良さが前面に押し出されている短編集。
胸にじんわりと広がるような温かみを感じられます。決して派手ではないけれど小憎らしさすら感じるほどのシャレた演出を提供してくれる一冊です。

クライマーズハイ(横山秀夫)

2004年本屋大賞2位。
1985年に起きた日航機墜落事故を題材にした作品。新聞記者である主人公の奮闘に胸が熱くなります。
横山秀夫が元新聞記者というだけあって、新聞社内部の描写が非常に丁寧で生々しかった。素晴らしい臨場感とテンポの良さで一気読み。作者の熱量が直に伝わってくるかのような熱い作品でした。

その日のまえに(重松清)

2006年本屋大賞5位。
「死」をテーマにした短編集です。重松清は本当に凄いと痛感した作品。とにかく泣きました。おそらくいままで読んだ小説の中で一番泣いたのがこれです。
なにげない描写の一つ一つが涙腺を刺激してきます。秀逸な心理描写で登場人物たちの感情が流れ込んでくるかのようです。
とにかく泣きたいという人は読んでみるといいと思います。

夜は短し歩けよ乙女(森見登美彦)

2007年本屋大賞2位。
モリミー独特の不思議な世界観がたまらない。個性的なキャラクター達とセンスある言葉遊びが素晴らしく面白いです。ファンタジーとラブコメを巧みに融合させているなと思いました。
奇抜なストーリーというわけではないのに最後まで飽きずに物語の中に入り込んでしまいました。

ジェノサイド(高野和明)

2012年本屋大賞2位。
とにかくめちゃくちゃ面白い。「超弩級のエンターテインメント作品!」みたいな煽り文句は逆に地雷臭が凄いのだが、この作品に至っては良い意味で期待を裏切ってくれました。
序盤はここからどうやって物語が繋がっていくのかと訝りながら読んでいたのだけれど、中盤からの怒涛の展開は圧巻。ページを捲る手が止まらない止まらない。かっぱえびせんなんて目じゃないほどに止まらない。
この作品のせいで寝不足になってしまったのは言うまでもないでしょう。徹夜をしてでも読んでいたいほど熱中できる作品に出会えるのは幸せだなと思いましたね。

テンペスト(池上永一)

2009年本屋大賞4位。
琉球王国を舞台にした歴史SF小説。ものすごくスピーディーに進んでいく物語に置いて行かれまいと必死に読み進めました。
激動の生涯を歩んだ登場人物の姿がカッコよかった。あまりにも波乱万丈すぎて読んでいるこちらも疲れを感じました。

朝が来る(辻村深月)

2016年本屋大賞5位。
特別養子縁組をテーマに扱っている作品。ズシンと心苦しい場面がたくさんあり、悲しいのだけれど読んでよかったと思いました。
切なくて、でも優しくて涙腺を刺激されました。リアリティのある繊細な描写によって現実味を感じながら読みました。重い題材のわりに読みやすく、サラッと読むことが出来ました。

【スポンサーリンク】